2025年11月30日
子供が時計を買った。いろいろと言っているけど値段に驚く。4万円?えー、こんな小さな時計が。ん-、価値観が全く合わん。
まあ、それはさておき。ローマ数字の並びって変じゃない?
上の4と下の4の違いもあるけれど、
どうして、9(4も)は、1を引くのだ?どうせなら、8(3も)2を引いた方が、数字の整合性がとれて、時計盤のデザイン的にも良くないか?
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
I,II,III,IV,V,VI,VIII,IX,IX,X,XI,XII
I,II,IIV,IV,V,VI,VII,IIX,IX,X,XI,XII
と言う訳で、生成AIにイラストを頼んだけど、これを出力するまでに1時間近く。
意思の疎通が取れないなぁ。
本文開始
ローマ数字の時計盤をじっと見ていると、どうにもモヤモヤしてきませんか。
とくに「4」を表す IV。3 までは I, II, III と素直に増えていくのに、急に「5−1」という引き算ルールが出てくる。
だったら、最初から足し算で統一してくれよ、と。
そこで今回は、**3時を IIV、8時を IIX にした「マイルール・ローマ数字時計盤」**を作ってみました。
数字としては異端ですが、デザインとしては意外とスッキリまとまる。その理由を書き残しておきます。
なぜ IV と IX に違和感があるのか
ローマ数字は、本来こんな感じで増えていきます。
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1:I
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2:II
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3:III
ここまでは「棒が増えるだけ」で直感的です。ところが、4 になると IV(5−1) という「引き算ルール」が突然登場し、
9 でも IX(10−1) と同じルールが出てきます。
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足し算だけで進んでいた世界に、急に引き算が混ざる
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記号の並びも、I が前に来たり後ろに来たりで統一感がない
このあたりが、私にはずっと気持ち悪かったのです。
IIV と IIX の時計盤を作ってみた
そこで、時計盤だけのローカルルールとして、こう決めました。
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3時:IIV(4 の一つ手前という意味合いで)
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4時:IV(ここはあえて既存ルールを採用)
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8時:IIX(10 の二つ手前)
その他は通常どおりの表記にして、盤面をぐるっと一周させます。
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12時:XII
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1時:I
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2時:II
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3時:IIV
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4時:IV
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5時:V
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6時:VI
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7時:VII
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8時:IIX
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9時:IX
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10時:X
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11時:XI
こうして並べてみると、
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左側(8〜11時)と右側(1〜4時)で I の本数と幅のバランス がとりやすい
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3時と 9時、4時と 8時が、それぞれ「対になる形」になって、
盤面としての対称性が増す
という、デザイン上のメリットが見えてきます。
「整合性」は数学よりもデザインの中にある
もちろん、古典的なローマ数字としては IIV や IIX はアウトです。
でも時計盤は「数学の教科書」ではなく、読みやすさと美しさのための記号配置とも言えます。
だったら、
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足し算・引き算の厳密な文法
よりも -
盤面全体のバランスと、見たときの納まり具合
を優先してもいいのではないか――そんな反逆心から生まれたのが、この IIV・IIX 盤です。
おまけ:市販の時計で「IIII」が使われる理由
余談ですが、市販のローマ数字時計では「4」を IV ではなく IIII と書く例がたくさんあります。理由はいくつか説がありますが、
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文字の幅をそろえて、盤面のバランスをとるため
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上側(I〜IV)と下側(VIII〜XI)の本数を調整して、見た目の安定感を出すため
といった「デザイン上の都合」が大きいと言われます。
そう考えると、ローマ数字というのは、もともと きれいに見えるために、けっこうルールを曲げてきた歴史のある書き方なのかもしれません。
まとめ:ローマ数字はもっと遊んでいい
ローマ数字は、学校で習った瞬間は「厳格なルール」のように見えますが、時計盤の世界では昔からかなり柔軟に扱われてきました。
だったら、私たちも遠慮なく遊んでいい。
IIV と IIX を使ったオリジナル時計盤は、そのささやかな実験です。
「IV を採用した最初の人のセンスを疑う」
そんなツッコミから出発して、
自分なりの「バランスのいいローマ数字」を考えてみるのも、なかなか楽しい時間つぶしになります。

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