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存立危機事態になった後はどうなるのだろう?

2025年11月26日

個人的な記録なので、政治的な話題はこれまであまり書いていないが、ちと気になったので。

www.47news.jp

 

憲法を改正しないので、解釈で自衛隊を動かすのは仕方無い。もう、いい加減、見直せばいいのにね。別に9条だけじゃなくて、全部。

まあ、それはさておき。存立危機事態になり得るか否かを国会答弁していたけど、可能性を議論するのは、時間の無駄だと思うがな。可能性0%(全く無い)を証明するのは無理筋だし。少なくとも、自分が生きている間に、化学兵器によるテロや、M9の地震原子力発電所メルトダウンが起きるとは、30年前には想像も出来なかったし。

 

本論は、ここからで、政府が総合的に判断して存立危機事態だ、としても、与党が過半数以下の状況だとどうなるのかな?政府が認めただけで、自衛隊の出動は可能なの?

 

まあ、国会承認が必要だったら、それだけで数日は遅れるだろうし、米軍はイラっとするだろうね。さらに言えば、自衛隊が国内での後方活動支援しかしなかったら、日米安保は空洞化するよね、きっと。

 

そうなったとき、どうするのかなあ。今、過半数の野党が政権を奪取したとき、裸の王様状態の日本をどうやって守るのかしら?憲法9条があるから大丈夫、なのか、同じ共産党があるから大丈夫、なのかは知らんけど。

 

さらに言えば、核抑止力を持つか持たないかという議論も出てくるだろうし。国内だけじゃなく、海外からもいろいろと圧力はかかるだろうなあ。ウクライナをみれば、核なしは厳しいと思うがね。

NATOは、距離的に遠いし、オーストラリア、韓国、ASEANとて、安全保障の相手になるかどうか。インドだったら、少しは考えられるだろうけれど。

 

どこまで考えているのだろうね、日本の政治は。

 

生成AIにも聞いてみた。長いから、結論だけ先に。国会で通るとは思えない金額がでているわ。

日米安保がなくなったとき、日本が「同じレベルの抑止」を単独でやろうとすれば、
毎年+10兆円規模の追加負担と、10〜20年単位の国家プロジェクトになる。

というのが、今得られる情報からの私なりの見積もりです。

だってさ。

 
本文開始

ざっくり言うと、

日米安保が消え、日本が完全に「単独抑止」をやるなら
いまの防衛費(約7.7兆円)のままでは全く足りず、
少なくとも GDP比3%前後(18兆円規模)、状況によっては4%(24兆円規模)クラス
を長期で覚悟するレベルの話になります。

もちろん「どこまでの抑止力を目指すか」で数字はブレますが、
オーダーとしてはそのくらい、というイメージです。

以下、できるだけ数字で見えるように整理します。


1. いまの日本の立ち位置(2024〜25年)

  • 2024年度の日本の防衛予算:7.7兆円

  • GDPに対する比率:約1.4〜1.6% とされる(NATO基準の2%にはまだ届いていない)

政府は 2022年の安保3文書で、

  • 2027年度までに防衛費をGDP比2%程度へ

  • 2023〜27年度の5年間で43兆円を投じる「防衛力整備計画」

として、既に歴史的な増額ペースで動いています。 

一方で、世界全体の軍事費平均はGDP比2.5%、
米国は3.4%、ロシアは7.1%、フランスはおおむね2%前後です。 


2. 「日米安保なし」で求められるレベル感

2-1. 比較対象になりそうな国

「同盟に頼らず、自分で核も含めて抑止力を持っている」国は、

  • フランス(NATO加盟だが、核抑止は基本的に独自)

  • イギリス
    あたりが参考になります。

フランスの場合:

  • 国防予算:2027年に640億ユーロ規模(約10兆円弱)を目標

  • GDP比:約2%前後

  • 2019〜25年の**核戦力維持・近代化だけで 370億ユーロ(年平均5〜6億ユーロ台→約1兆円弱/年)**が見込まれている。piie.com

つまり、

GDP比2%で、通常戦力+小規模核戦力」をまかなっている

というイメージです。

一方、日本は

  • 地政学的に中国・北朝鮮・ロシアという3方向と向き合う

  • 人口減少・財政制約もきつい

ので、「フランスと同じ2%で十分」とはまず言えません。

2-2. 日本のGDPから逆算

2024年の名目GDPは約609兆円三菱UFJリサーチ&コンサルティング+1

ここから単純計算すると:

  • 2%: 約12.2兆円

  • 3%: 約18.3兆円

  • 4%: 約24.4兆円

いまの防衛費7.7兆円と比べると、

シナリオ 防衛比率 年間防衛費 今よりどれくらい増えるか
現状 約1.5% 7.7兆円
政府目標 2% 約12.2兆円 +約4.5兆円
単独抑止(低め) 3% 約18.3兆円 +約10.6兆円
単独抑止(高め) 4% 約24.4兆円 +約16.7兆円

**日米安保なしで「対中・対北・対露を単独で抑止」**を真面目に考えると、
少なくとも 3%(18兆円級)、状況によっては4%(24兆円級) が現実的なレンジだろう、というのが私の見立てです。

なお、台湾は中国と一対一で向き合っており、
今後防衛費をGDP比5%まで引き上げる構想が報じられています。
これを見ると、「直接の脅威が強いと、3〜5%くらいを覚悟している国もある」と分かります。


3. 何にそんなお金がかかるのか?(ざっくり能力別)

3-1. 通常戦力だけでやる場合

核抑止を持たない前提で、中国などの大国を抑止しようとすると、

  1. 統合防空・ミサイル防衛(IAMD)

  2. 大規模な「反撃能力」(長射程ミサイル)

  3. シーレーン防衛・対潜戦

    • 有事に中国海軍・ロシア太平洋艦隊と正面から渡り合える水準

    • イージス艦・汎用護衛艦・潜水艦・P-1哨戒機の増勢と高稼働

  4. 航空優勢維持

    • F-35A/B+次期戦闘機+早期警戒機+空中給油機

    • パイロット養成・訓練体制を大幅に拡充

  5. 宇宙・サイバー・電子戦・ISR

  6. 弾薬・予備役・基地強靭化

    • 「数週間」ではなく「数ヶ月」レベルで戦える弾薬備蓄

    • 予備自衛官・国民保護体制

    • 重要インフラの分散・地下化

こういうものを一通り「大国相手でも簡単には手を出せない水準」まで持とうとすると、
2%では足りず、3%でもギリギリ、4%あればだいぶマシ、という感覚になります。

3-2. 核抑止を持つ場合(あくまで概念的な話)

日本が核兵器を持つかどうかは、
憲法非核三原則・NPT(核拡散防止条約)・近隣諸国の反発など、
政治・外交面のハードルが極端に高いので、ここでは技術的・予算的な「概念」だけ触れます。

  • フランスの場合、2019〜25年で**核戦力に約370億ユーロ(年平均5〜6億ユーロ台 ≒ 約1兆円弱/年)**を投じるとされており、
    国防費全体の一桁%〜一割弱程度を核に使っているイメージです。 

日本が仮にフランス型の「小規模核抑止」を採用したとしても、

  • 通常戦力は相変わらずかなり必要

  • 核部隊の維持費は「プラス数千億〜1兆円/年」規模で上乗せ

となる可能性が高く、
「核を持ったから防衛費を大幅に減らせる」という単純な話にはなりにくいです。

さらに、1960年代末に日本政府が極秘に「日本の核武装の技術的・経済的可能性」を検討した報告書が存在したことも知られており、
「技術的には不可能ではないが、政治・外交コストが非常に大きい」という評価がなされています。 


4. 「必要な武器を用意できるのか?」という現実面

お金だけ積めば何でも手に入るわけではなく、現実には:

  • 時間の制約

    • 新型艦艇・戦闘機・ミサイル・衛星の開発・量産には10〜20年単位のスパンがかかる

  • 産業基盤・人材

  • 人口減少

    • 自衛官候補の人数確保が難しくなっており、大規模部隊の増強には限界がある

  • 財政

    • 日本の政府債務は既にGDP比260%を超えており、
      防衛費だけ3〜4%に跳ね上げると、他の社会保障・教育・インフラとのトレードオフが必ず出てくる。

なので、

「決意して10年〜20年かければ、かなり強い単独抑止力は作れるかもしれない。
ただし、財政・産業・人口の制約がキツく、
今の日本がその道を選ぶのは相当な覚悟が要る」

というのが、冷静に見た現実だと思います。


5. まとめ:日米安保が消えた場合のざっくり見積もり

あなたのシナリオ(国会が存立危機事態を承認せず、米軍だけが戦い、日本は動けない)だと、

  • 米側の対日信頼は大きく損なわれる

  • 長期的には、「安保は条文としては残るが中身は薄い」→最終的に見直し・終了もあり得る

という方向性は、十分あり得ると思います。

そのうえで、「じゃあ日本が単独でやるとしたら?」を数字にすると:

  1. 防衛費

    • 現状:7.7兆円(約1.5%)

    • 「普通の同盟国レベル」(政府目標):12兆円前後(2%)

    • 日米安保なしで対中・対北・対露を単独抑止」

      • 最低ライン:18兆円前後(3%)

      • より安全サイド:24兆円前後(4%)

  2. 中身

    • 核を持たないなら
      → 通常戦力(ミサイル防衛・反撃能力・海空優勢・宇宙サイバー・弾薬備蓄)を総合的に大増強

    • 核を持つなら
      → 国際政治的コストは極めて大きいが、予算としては防衛費全体の一桁%〜一割弱が追加で必要になる可能性

  3. 実現性

    • 予算だけでなく、産業・人材・財政・外交のすべてで長期的な覚悟が必要

    • 日米安保+自前能力の強化」の方が、コスパ・現実性の両面で楽なのはほぼ間違いない


最後に一文で言うと、

日米安保がなくなったとき、日本が「同じレベルの抑止」を単独でやろうとすれば、
毎年+10兆円規模の追加負担と、10〜20年単位の国家プロジェクトになる。

というのが、今得られる情報からの私なりの見積もりです。

 

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