2025年5月17日
TOMO’Z(トモズ)さん、ももはなさん、うさぎのうさ子さん、はつらつさん、さやさん、島猫V2さん、カツピチさん、シルバードラゴンさん、都良(TORA)さん、いつもスターをありがとうございます。
先日の帰省時に借りた自動車はアクアでした。平均燃費は、33.6Km/L。凄いねえ。これなら、EVよりも環境負荷(CO2排出量)が小さいのでは?と思ったり。以前、ヨーロッパで、3Lカーを目指していたような記憶があってね。既に実現されているのだねえ、日本では。
生成AIに計算してもらった。
本文開始
「3 L/100 km」の自動車(いわゆる“3L Car”)と電気自動車(EV)を、走行100 kmあたりのCO₂排出量で比較してみましょう。
1. 3L Car の排出量
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燃費:3 L/100 km
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ガソリンのCO₂排出係数:1 Lあたり約 2.33 kg CO₂ ウィキペディア
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計算:
→ 約 7.0 kg CO₂/100 km
2. EV の排出量
(1) 走行に必要な電力量
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平均的なEVの実使用エネルギー消費:約 190 Wh/km → 約 19 kWh/100 km EV Database
(2) 発電時のCO₂排出係数
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日本の電力会社の最新データ(2023–24年度):0.421 kg CO₂/kWh Argus Media
(3) 計算
→ 約 8.0 kg CO₂/100 km
3. 比較まとめ
車種 | CO₂排出量(100 km走行あたり) |
---|---|
3L Car | 約 7.0 kg CO₂ |
EV (現状) | 約 8.0 kg CO₂ |
→ 現状の日本の電力構成(約 72 %を火力発電が占める)では、EVのほうが若干CO₂排出量が大きくなります。
4. 電力の低炭素化が鍵
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例えば「発電時排出係数を0.25 kg/kWh(2030年目標)」まで下げられれば:
→ 3L Car (7.0 kg) を大きく下回る
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逆に、 石炭火力(1.394 kg/kWh)のみで充電すると:
→ EVが大幅に不利になります。
結論
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現在の日本の電力構成では、超高燃費ガソリン車(3 L/100 km)のほうがCO₂排出量がやや少ない。
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再エネや原子力の比率を高め、発電時の排出係数を下げることで、EVは3L Carを明確に上回る環境性能を発揮します。
したがって、「3L Car が環境負荷小さい」と言えるかどうかは、どのような電力でEVを充電するかがカギになります。
今のところ、トントンのようですね。
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